母に捧ぐ野菜スープ

母に捧ぐ野菜スープ

80歳の母。子どもとしては少しでも長生きしてほしい。そう母に投げかけると「寝たきりで苦しむくらいなら…」
わたしは、少し悲しくなるけど…きっと年齢を重ねればそんなものなのでしょう。歯も弱くなり、耳も遠くなり、記憶もあいまいになる。当然ながら食事も適当になってしまう。わたしち子どもたちのために、無水鍋でおやつを手作りしてくれた母であっても…。

そんな母が少しでも元気で動けるために、歯が弱っても、胃腸が弱くなっても続けられるのが野菜スープです。

作り方にノウハウはあまりありません。気をつけることはたったの二つ。
原料の野菜はできるだけ肥料を使ってない自然栽培のものを選ぶこと。もう一つは野菜スープを頂く方の元気な姿をイメージすることです。