玄米のこと

玄米のこと

養生玄米クリームは玄米そのものです。

 

なので玄米の質が味にあらわれる。どんな玄米を選べばいいのか?迷いに迷った。有機米の取り扱いを初めて10年が過ぎた。おかげ様で心から尊敬する米農家さんのかをが浮かぶ。どの農家さんも農薬とは無縁の生産者さん。決め手は肥料とたい肥。田に返すものはわら・もみ殻・米ぬかなど。わたしは勝手にヴィーガン農法と呼ぶことにした。選んだ玄米は群馬県沼田市にある。世界最大の米コンクール 米・食味分析鑑定コンクールで何度となく金賞をとっているという。昨年は元・自衛隊出身の息子さんが金賞をとった。主の金井さんの悔しそうな表情が忘れられない。今年こそは息子に負けるわけにはいかない。意気込みが伝わってきた。けれど金井さんは謙虚だ。米作りは気温の寒暖差と水でほとんど決まってしまうと言う。夏記録的に暑いわりに、9月中旬には夜窓を開けて就寝すると風邪をひく気温差。そして何よりも水。今から400年前、真田丸で有名な真田信之公の命でつくられたのが真田用水。今でもこの澄みわたる水がお米を美味しくするという。食味コンクールの予選は機械で測定する。写真に小さくスコアという文字がみえる。点数は94点。コンテストにだす農家さんはコンテスト出品用の田をつくり、そこだけはハイスコアになるように生産するらしい。ところが金井さんは違う。所有する田すべてでほぼ同じクオリティを保っている。食味スコア80点(誰が食べても美味しいというレベルの点数)をとるだけでも至難の技だが、そのうえの85点以上でないと決勝にはいけない。たまたま目の前にあったお米のスコアが94点だ。日付は8月3日、収穫前のこの時期が米農家にとって休暇の時期であることで8月を選んだ。7月31日に毎年検査にくる有機JAS認定調査委員の方が来る。これが終わったらお越しください・・・だから8月3日なのである。話は戻る。日本一、いや世界一の玄米と出会えたことに月に一度くらい幸せを覚える。常連のお客様からお米も販売して欲しい。と要望があった。慌てて精米機を購入。七佛木・五部付、もちろん玄米もある。精米すると糠が残る。残った糠でぬか漬けをつくる。玄米に脱穀するもみ殻・ワラは畑の微生物のエサになる。何一つ無駄にしない循環した姿がわたしたちの密かな喜びでなのです。とまぁ、難しいことはさておいて、とにかく日本一のお米は美味しいヴィーガン農法のお米。           まだ食べたことない方はぜひお試しを。
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