腐る野菜 枯れる野菜

腐る野菜 枯れる野菜

人間が管理していない自生の柿、レモン、ハーブ…一定の時期が来ると枯れます。そして、実がなり、種を残します。こうして、子孫を残します。ちなみに木で熟して発酵したのが干し柿です。途中で腐敗したら子孫は絶えてしまいます。元気な柿は腐敗菌に負けない強いバリア成分を携えています。その武器はポリフェノール・カロテン・イソフラボン…等です。一方、わたしたちが市販のお店で購入する野菜は…時間が経つと枯れずに傷んできます。八百屋業界では野菜がトロケると言います。腐敗菌が繁殖している証です。
                                                 
腐敗と発酵。菌としては同じですがわたしたちにとっては天と地ほど違います。やがて、腐敗する野菜発酵する野菜は腐らず枯れるだけ。 新鮮な野菜では違いがわかりません。(両方食べてみると違いは歴然ですが・・・)
なので野菜はできるだけ信頼できる農家さんから直接購入することをお勧めします。ちなみに腐る野菜はチッソ成分が過剰にある状態なので、ムシの被害もでます。ムシは肥料を使った野菜が大好きなのです。なので肥料を使えば使うほど農薬が必要になります。プロの有機農家さんはこのことを熟知していま
す。わたしたちが作る野菜スープで使う野菜も農家さんがつくった野菜を使います。